突然ですが、あなたは『ポイントカード』を何枚持っていますか?
5枚? それとも10枚ぐらいでしょうか?
ネットを調べてみると以下の調査結果を見つけました。
【国民一人あたりが保有するカード平均枚数は約20枚】
コンビニ、ドラッグストア、近くのスーパーなど、今はどこで買い物をしても「ポイントカードございますか?」と尋ねられるほど普及しています。
買い物でお金を使ったのにポイントを貰えると、なんだか『おトク』になった気がして嬉しくなります。貯まったポイントは景品に交換したり、ポイントを使って安く商品を購入したり使い方も様々。ほとんどのポイントカードは無料で作ることができるので『とりあえず作っておこう』となるのは当然だと思います。
ただ今回お伝えしたいのは『ポイントカード』は持たない方がおトクです。
ポイントカードの分だけ、違うところで損をしています。
損をしている5つのポイントをご紹介します。
財布がかさばる
意外にポイントカードは分厚い。
例えば、クレジットカードのようなプラスチックタイプのポイントカードの厚みは大体 『0.76mm』 です。
ポイントカードを5枚を重ねると3.8mmとなり、500円玉2枚ほどの厚みになります。
財布には小銭やお札も入っているので厚みはさらに増えます。
パンパンに膨れた財布は見た目も悪く「だらしない」という印象を持たれてしまいがちです。
カバンが大きくなる
ポイントカードをたくさん保有しようとすると、小さな財布では入りきらないので大きい財布の購入を考えるようになります。
大きい財布にする=収納スペース増 なので、場合によってはカバンに入りきらない可能性もあり、ひと回り大きいカバンを新たに購入…なんてことにもなりかねません。
ポイントカードを保有するために、財布やカバンを買ってはおトク感が全くありません。
ポイントカードの出し入れは時間
一般的なお店の場合、会計時にポイントカードを提示して『ピッ』とやってもらいますよね。
参考程度に計算してみました。
ポイントカード出し入れ時間:20秒/1回
ポイントカード提示回数:3回/1日 (朝・昼・夜)
1ヶ月のポイントカード出し入れ時間:20秒 * 3回* 30日 = 1,800秒(30分)
1年のポイントカード出し入れ時間:30分 * 12ヶ月= 360分( 6時間)
ご自身の時給で計算してみてください。
貯まらない
ポイントカードによって差はありますが、よく見かけるポイントを例にしてみました。
例:100円で1P付与/1P=1円の割引 となるケース
100円:1P
1万円:100P
10万円:1,000P
100万円:1万P
10万円使って1,000円の値引き…。
その前に10万分の買い物が本当に必要なのか? も気になります。
ポイントカードは1枚ではなく複数枚になるので、ポイントは分散します。
『全然貯まらない』と感じる理由の1つです。
使わない・使えない
せっかく貯めたポイントカード、全て使用していますか?
ポイントカードには有効期限が設定されているケースもあり、久しぶりに行ったら有効期限が切れていた というケースはよくあります。
それ以外にも、お店が閉店しポイントが使えなくなった、ポイントカードを無くしたなど、ただ保有していただけ…という非常に残念なケースもよく聞きます。
さいごに
個人的にポイントカードを貯めようと思うケースは2つ
・高額の支払いになるとき
例えば、新生活にむけて家電を一式購入するケース。こちらは当然必要なので無駄遣いではないですし、ポイントも一気に貯まります。
・自動でポイントが付与されるサービス
例えば、クレジットカードのポイント。還元率は低めですが、何もしなくても自動的にポイントが付与されます。ポイントの自動付与はこちらの手間が一切かからないので損はありません。
ポイントカードの整理始めて見ませんか?